お久しぶりです。
週に一度は更新しようと思っているんですが、気がつけば4月には一度も更新しないまま5月を迎えてしまってますね。

最近、FaceBook がおもしろくて、ブログの方はさっぱり忘れてました。

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さて平成24年の4月は通り過ぎてしまった訳ですが、介護報酬、診療報酬ともに変更されたという大きなイベントがあったわけです。

老健で働く医師としては、肺炎、尿路感染症、帯状ヘルペスに対して治療を行うと、報酬が加算されることになったのが最も大きな影響だと思います。
というよりも、制度の改変なんて給料に関係ないんで、どうでもいいことなんですが、さすがにお医者様の端くれなので病気のことはちょっと気になってるわけです。
ほかの改変は全然関係ないんで、全く気にならないだけだというのが本当のところでしょうか

お役人様の考えとしては、施設入所中のお年寄りが病院での加療を必要とする場合の多くは(殆どは?)、誤嚥性肺炎か尿路感染症なので、病院の負担を減らす目的で(医療費を減らす目的?)これらの病気は施設で対応しなさいと言うことだと思います。

例えばバルーンカテ使用中の利用者さんの場合。
発熱すれば、尿路感染症の可能性が高いでしょうから、尿路感染症を想定して、今までも抗菌薬を処方してました。
また、カテーテルの中が浮遊物だらけだったら(焼け石に水でしょうけど)カテーテルの交換もしてました。

直截的にはこういう治療は施設の「収益」を下げるので、何となく気が進みませんでした。
そのせいで治療開始が遅れたこともあったと思います。

というわけで治療行為は、今までは老健においては「収益」を悪くするだけでしたが、これからは結構「売上」をあげることになります。
なんだかちょっとだけ、仕事に励みになるようなきがします。

でっ、4月を通してみると結構な数の「患者さん」がいらっしゃいまして、結構な額のお金がもらえる加算額が意外と大きくなりそうです。

施設としては当面うれしいけど、3ヶ月もすれば「ご下問」があるか、「行政指導」があるだろうと予想してます。

とここまで書いてきて、もう少し別のことも思いついたんですけどそれかは次回に書きます。(次回っていつだろう?)

皆さん2005年から日本の人口が減少を始めたのはご存知でしょうか?

生まれてくる赤ちゃんより、亡くなっていくお年寄りの数が多かったので、

2005年はその前の年より人口が減ったのです。

それから7年目になるわけですが、人口の減少傾向は続いています。

ただそれでも、平均寿命では世界一は保てていました。

厚生労働省が発表した「平成22年簡易生命表」によれば

2010年の日本人の平均寿命は女性が86.39歳、男性が79.64歳でした。

女性は世界一、男性は世界第4位でした。

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2010年には ”「平穏死」のすすめ”と言う本が出版され、

看取りについて考える機会が一気に増えたのでしょう。

その頃から、胃瘻や経鼻胃管を使った延命を望まないご家族が急に増えたように思います。

90歳代後半、あるいは100歳超の人にまで行われていた延命治療がだいぶ減ったと思います。

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そして次の年2011年にはあの東日本大震災です。

1万5千人もの人が亡くなった災厄です。

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例年でしたら亡くなる方の圧倒的多数が、お年寄りです。

ですが、災害で亡くなる人ではそうとは限りません。

もちろん体がご不自由なために逃げ遅れたお年寄りも

多かったでしょう。

でも、ほとんどの児童が亡くなってしまった小学校や、

裁判沙汰になっている自動車教習所の生徒さん。

見回りの最中に、命を落とした消防団や警察官の方々。

こういうことを考えると、(気も滅入りますが、)

2011年にはいつもの年に比べたら、かなり多くの若い人が亡くなったと

思います。

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2010年は日本人の平均寿命が一番長かった年として

2011年の震災とともに記憶されるのでは亡いかと思います。

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地方性もあるかもしれませんけど、最近の介護認定はどんどんきびしくなってますね。
以前は考えられなかったことですけど、先日は私の働く施設の、車いすを使っていて、幻視もみえる入所者の方が要介護1と認定されてしまいました。

もちろん再申請するみたいですけど。

人に聞けば痴呆が軽ければ車いすの人でも要支援2くらいの判定がされることもあるようです。

要支援2と言うことは老健には入れないことになりますが、日本の住宅事情を考えたら、車いすの人が住める家ってかなり限られると思います。

いったい審査委員は何を考えてるんでしょう。というか介護報酬を減らすことしか考えてないことはよく分かるんですが、それにしてもひどすぎますね。

前回、高価な薬を飲んでいると老健への入所が断られることがあるが、
抜け道もあるんじゃ無いかという記事を書きました。

なぜ書いたかというと、最近3種類発売された、痴呆症状を改善する薬の中で、
メマリーの効き目に感心しているからです。

別に私は製薬会社の回し者じゃないですが、メマリーは
ほんとにすごい薬だと思います。

実例1.食事が全介助だった患者が、自分でスプーンを使い食べ出した。
実例2.ほぼ寝たきりの患者が歩き出した。(転倒して骨折もしたけど)
実例3.寝たきりの患者が(少々食い違うが)挨拶をするようになった。

全然効かない人や、活動性が高まりすぎて中止した人もいますが
ほんとにすごい効き目だと思っています。

というわけで、もし私の働いている老健にメマリーを処方された人が
申し込んできたら、どうしたもんかと悩んでいる今日この頃です。

以前にも何回か書きましたが、

老健でお出しする薬は、一部を除いて薬代が老健もちなので、

あまりに 高すぎる薬 を処方されている方は、

入所を断られる ことがあったり、大事な薬なのに

入所時に 薬の処方を止められたり することがあります。

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薬を続けて飲ませたいし、入所もしてもらいたいときの方法を

ずっと考えていましたが、つい最近思いつきました。


ご家族が「個人輸入代行業者」にその薬の代行輸入を頼み、

手に入れてから、施設に持って行き、

施設と交渉して投与してもらうという方法です。

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ひょっとすると法律的な問題があるかもしれませんし、

施設の許可が得られないかもしれませんが、

一つの思いつきとして、提示してみます。

あくまで自己責任で行動してください。

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「個人輸入代行業者」といっても見当もつかないかもしれませんね。

インターネットで検索すれば沢山見つけることができますが、

中にはインチキなところもあるようです。



下のバナーは東日本大震災の時に、手に入らなくなるかもしれないと

言われた薬を私自身が輸入してもらったところです。

非常にきっちりした対応でした。



ご参考までに。
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プロフィール

arupapa

Author:arupapa
介護業界で働いてます。だから労働者なんですけど、平成20年に株式会社を設立したので、同時に社長でもあります。

医師免許を持ってまして、職種は老健の施設長代行、他に特養の配置医師もやってます。

いくつかの施設に顔を出している関係上、最近はコンサルタント的な仕事も増えてきています。

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